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2018年3月4日日曜日

もぐもぐタイム

東京新聞の記事の切り取りがまだ10枚ぐらいあるので
貯まらないうちに、放出します。

■「そだねージャパン」に日本の原風景を見た。
私は農村の生まれである。
少年時代に見た「もぐもぐタイム」がよみがえって
胸が熱くなる。
まだ、機械化が進んでいなかった時代。
猫の手も借りたい田植えや稲刈りの時に
村人は家族総出で作業に精をだした。
午前10時と午後3時
決まってあぜ道や木陰で
ささやかな車座の「もぐもぐタイム」が始まった。
それは・・・
どの農村でも見られた、日本の原風景である。

北海道の北見市生まれのカーリング娘たちは・・・
各国が立食する中、車座でそれをやってのけた。
私たちの心を虜にしたのは
それがどこか懐かしかったからではないだろうか。

ほほ~
面白い考え方ですね。
大工さんは、10時と15時に30分ずつ休憩をとります。
これも、昔の「もぐもぐタイム」の名残です。
皆で車座になりお茶やおやつを口に運びながら
集中力を回復させ、仕事の段取りなどを話します。

私も、カーリングの様子を見て
親しみを覚えたのですが
それが何故かは分かりませんでした。
今、解りました。
そういう事だったのか~。

■マンション、物件も住民も二重の老い
1970年代に急増した都内の分譲マンション
建物の老朽化と住民の高齢化が進んでいる。
管理組合が機能不全に陥り
空き住戸が増えスラム化する懸念も。

公益財団法人「マンション管理センター」は
築10年を過ぎると相談が急増すると言う。

全国では、管理不全から建物の一部が落下してけが人が出たり
荒れ果てて、住民が退去した例もある。
今後、老朽化したマンションは激増する。

マスコミのおかげで・・・
現在、中古マンションのリノベーションが大流行りです。
都心では、築30年を超えるマンションが売れています。
購入層は、20~30代前半の若者。
上記のような問題を抱えているので、周辺相場より価格が安い。
2000万円台で購入し
3000万円を超える住宅ローンを組み
600万円~1000万円で改装し
表面だけをキレイにして住む。
でも、購入した若者たちの多くは、これら社会問題を知りません。

■ひきこもりの高齢化
子供の引きこもりが長期化し
親が高齢になった家庭が増えている。
親亡き後、生活が行き詰ることが懸念される。

引きこもりは1989年ごろから言われ出した。
そのまま子は中高年になり、親も高齢化している。
親に介護が必要になり
生活に困窮する事態が起きている。

それを8050問題という。
親が80歳、子が50歳という意味だ。

何十年も引きこもりするもの苦しいでしょうね。
最近は、非正規雇用の増加で
4年生大学を出た若者が、仕事でキャリアを積めず
自尊心を傷つけられることが
引きこもりの最大の要因になっているそうです。

■なんとかなる
日常生活での心配事のほとんどは
何とかなるものだと、私は思います。
「とりかえしがつかない」と考えるから
焦ってしまいます。
「このままでは大変だ」と思うから
あれこれ気を遣い、備えようと思います。
しかし、命さえ保っていれば殆どの事が何とかなります。
私自身、若いころ
「とりかえしがつかない」
と思ったことが何度もありました。
「大変なことをしてしまった」
と悔やんだこともあります。
大失敗や大失策も多々あり
道義的な大きな罪を犯してきました。
まだ私を許してくれない人も居るかもしれません。
今になって振り返れば
それらも実際には取り返しがつかない物ではありませんでした。
だから今、何とかこうしていられます。
多くの人がそうでしょう。

アメリカの作家D・カーネギーは
著書「道は開ける」でこう書いています。

悩みや不幸の大部分は、想像の産物であり
現実のものではない

悩みや不幸は、想像の産物ですか!
これも、深いですね。
ちょっとピンと来ないので
数日かけて
深く考えてみたいと思います。

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