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2018年1月28日日曜日

日本の目指すべきはスイス

堺屋太一がこういったそうです。

「日本の失敗は、初めての競馬で大穴を当てた人の失敗に似ている。」

なるほど。
なんだか妙に納得してしまいます。

ギャンブルをやったことのない人が大勝すると
その後、全財産をギャンブルにつぎ込んだりします。
どっぷりとハマり、抜け出せなくなるケースが多い。

ギャンブルに慣れている人は「引き際」を知っています。
何事も引き際が大切です。

西村京太郎さんが、東京新聞の紙面でこう言っていました。

日本が目指すべきは、スイスのような中立国だ。
戦争になったとき、和平交渉の舞台となるべきで
日本はその役目ができるはずだ。

第二次世界大戦時、ドイツ・フランス・イタリア・オーストリアと
主戦国に囲まれていたスイスが
国民主権でドイツからの侵攻を受けず切り抜けたのは
奇跡だといわれています。

中立国、良い響きです。
敵を造らない。
争いごとに首を突っ込まない。

私も、そんなスイスのような国に日本はなってほしいと思うのです。

今、日本は、敵国として北朝鮮を煽り立て
世界に対し「北朝鮮に制裁を」と、外務大臣が飛び回り
防衛大臣はイスラムの仇敵とされるフランスと防衛協力を締結。
また、北朝鮮有事に向けフランス軍と合同軍事訓練をすると発表。

大きく違う方向に、日本は急進していっています。
副総理が「ナチスドイツに学べ」と言った通り
ほんとうに、その通りの進み方です。

西村京太郎さんは・・・こう続けます。

日本の国力があれば、中立国の役目はできるはずだ。
でも、安倍首相はトランプ米大統領にべったりしすぎている。
トランプ氏から自衛隊に危険な活動を求められた場合
断れるのか?
首相も血が同盟の証だと応じたりはしないだろうか?
首相は自衛隊の活動の線引きを明確に示すべきだ。
そうしなければ・・・
日本は「アメリカの盾」としていいように使われてしまうだろう。

韓国が北朝鮮と歩み寄った今
北朝鮮から見て、日本の行動は際立って見えているでしょう。
「アメリカの犬め!!!」
と、日本をアメリカ以上に敵視し始めている可能性が高い。

この調子でいけば・・・
北朝鮮の矛先は、間違いなく日本に向くでしょう。

「アメリカの盾」とは、本当によくいったもんです。

自民党の中で、河野太郎氏だけは人格者だと思っていたのですが・・・
その河野太郎氏が歯止めにならないとなると・・・

もう、日本は数年のうちに
中東の中のイスラエルのようになるでしょうね。(TT)

喧嘩上等。
目には目をです。

そんな日本、見たくないのですが。







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