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2017年9月23日土曜日

ネット依存

ネット依存とは・・・

インターネットに過度に没入し
パソコンやスマホが使用できないと
いらだちを感じるなどして
実社会の人間関係や
心身の健康に弊害が出ているのに
依存をやめられない状態

そんなネット中毒が、世界に蔓延しています。

この9月は、学校で不登校が増える時期です。
今までは、恋の悩みとかイジメ、人間関係が主因でした。
しかし十年前から突如増え続けているのが
「ネット依存症」という言葉。
(インターネット使用障害)

特に中学生から大学生までに多く見られ
その大半が「オンラインゲーム」に没頭して
部屋にこもり続け、昼夜関係なくなり
徹夜でパソコンやスマホに食い入る。

勉強で一番になるのは難しいが
ゲームでは成果を出せて、友達の賞賛を浴びることが出来る。
現実の社会で成果が出ないと、より依存しやすくなる。

そのネット上での「自己肯定感」が一種の麻薬となり
抜け出せない。

ネット依存症の治療で知られる
国立久里浜医療センターの三原先生は

ゲームの刺激に対する脳の前頭葉の反応は
アルコールなど様々な依存症と似通っている

という。
(東京新聞より)

私も過去、ブログで何度か警笛を鳴らしてます。
■4年前のブログ
http://heisei-shonan.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-68b4.html
■7年前のブログ
http://heisei-hitorigoto.seesaa.net/article/172486547.html

※暇だったら読んでくださいませ。

注意発起をしていたはずの私ですが・・・
何時の間にか、スマホ依存になっていることに気が付きました。(^^;)
先日、スマホを会社に忘れてしまい帰宅したのですが
その夜は、寝るまで手持ち無沙汰で、ソワソワ落ち着きません。

SNSをチェックできず、何とも居心地が悪いのです。

こりゃ、アカンわ。

今、仕事もプライベートもSNSを使用しています。
よって、スマホでその反響を365日24時間チェックできます。
私は自営業者なので
仕事の反響は、日々気になります。

完全に依存状態といえます。

「ネット依存症やゲーム依存症は、アルコール依存症の脳反応と同じ」
と、のことですが・・・
個人的には、ギャンブル依存症とも似ていると思います。
ということは、麻薬等とも同じなのでしょう。

アルコールもギャンブルも、年齢制限があります。
麻薬は法律で禁じられています。
しかし、ネットもゲームも一切の制限はありません。

大人を蝕む依存症が、無制限に子供の身に降りかかるとなると
ただ事ではありませんね。

ネットイジメも社会問題化しています。
昔からイジメは陰湿でしたが
僕が小学生低学年のころ実際に経験したイジメは

「はぶにされる」※仲間外れのこと
「上履きの捨てられる」
「教科書や笛、筆箱が無くなる」
「机に落書きされる」
「殴られる」
「髪をつかまれ、引きずり回される」
「石を投げつけられる」
「万引きを強要される」

すべてが直接的でした。
だから、その一瞬一瞬を我慢すれば耐えられた。
よって精神的にはそんなに追い詰められませんでした。

でも、今は・・・
LINEで仲間外れにされたり
仲間から一斉に批判されたり
「殺す」「死ね」と脅され
写真を晒されたり

「殺す」「死ね」という言葉
実際に面と向かって言われても
その言葉が発せられた一瞬を受け流せば
精神的にはキツく無いのです。(経験談)

それが、LINEやフェイスブックだと
「死ね」という単語は、一生、SNS上に残る。
言われた方は、開くたびに目にする。

精神的ダメージは実際に言われるのに比べ
数百倍だと思います。

夏休み明け、各地で中高生の自殺ニュースがありました。
その多くが「ネットでの誹謗中傷」です。

我々大人は、そのニュースを見て思います。
「今の子供は弱くなったな。」
「言われただけで、死ぬなんて」

いやいや、違うんです。

ネットは、残り続けるんです。
そこに「自分の批判」が存在し続け
一生涯、あり続けるのです。

自分の批判が依存先のネット上にある恐怖は、計り知れませんね。

そんな子供達に言いたい。

君はイジメられているという現実に絶望する前に
ネット依存症という病気なんだよ。
依存をやめれば、解放されるぞ!
まずは、スマホを捨てちまえ。(^^)/□ポイ

そうしたら、気を揉んでいたLINEなんて
もう一生見ることないよ。

学校なんて、いっぱいあるよ。
世界の中でとても小さい日本。
その日本が48に分けられ
48のうちの一つの都道府県の中の
さらに小さく分かれた地域
その地域にあるいくつもの学校
そのうちの一つの学校の中で
さらに分けされたクラス

そのクラスの数人の友達。
よく考えなくても、小っさい!小っさい!

ぶっちゃけ、そこに居る同年代の人間が・・・だよ。
自分と親友になれるほど相性が合うという確率は
何十億分の一じゃないの?

こっちからサヨナラしてやれ!!
です。

「今を手放す勇気」

学校で教えたらいかがですか?。
ネットのかかわり方を公立学校で教科とし
ネット依存から脱却する方法を子供達に教育するべきです。

政治家の皆さん、ぜひ。

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