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2017年5月27日土曜日

痛みにもなれる

人は苦難を乗り越えるため
遺伝子に「慣れる」「忘れる」という本能が
備わっているそうです。

だから・・・
繰り返し起きることには、必ず慣れ
時が過ぎれば、簡単に忘れる。

それが人間の習性なのだそうです。

そこを巧みに突く自民党。

我々は、無意識のうちに・・・

嘘に慣れ
不正に慣れ
そして、すべてを忘れる。

つぎつぎに再稼働される原発に慣れ
メルトダウン中の原発にも慣れ
止まらない放射能漏れにも慣れ
汚染にも慣れ

増え続ける癌にも慣れ
子供達の甲状腺がんにも慣れ
原因不明の様々な疾患にも慣れ

オスプレイにも慣れ
沖縄基地にも慣れ
温暖化にも慣れ

海外のテロにも慣れ
海外空爆報道にも慣れ
北朝鮮のミサイルにも慣れ

消費税が上がり続けるのにも慣れ
税金がドンドンと高くなるのにも慣れ
円高にも慣れ

私などは「問題ない」とただ繰り返す
菅官房長官の無感情顔に慣れて来ましたよ。(^^;)

そういえば・・・
自殺者は年々減っているという報道を受け
真に受けている我々。
しかし、実はとんでもない事態になっているそうです。

10歳~14歳の子供達の死因は、自殺が男子で1位、女子で2位。
15歳~19歳では、男女ともに自殺が1位。

小中高校生の自殺が、増え続けている。
少子高齢化なのにです。

そして、驚く事に・・・
我々は、イジメによる自殺報道に慣れていますが・・・

イジメによる自殺は実際とても少なく
主因の2つが
①学業不振・進路の悩み
②親子関係の不和・親のしつけ・親からの叱責
なのですって。

これ、原因はすべて大人です。
大人社会が「教育時の子供」を追い詰めているのですよ。

東京新聞の記事にありましたが・・・
日本の子供達の肯定感は、諸外国に比べとても低く
自殺する子供達は、皆・・・
「自分は生きる価値が無い」
「将来の希望が何もない」
と自分を否定するそうです。

肯定感とは「自らの価値や存在意義を認める事です。
自分を肯定出来ない子供達。

それは、何が悪いのか?
親が悪い?
学校が悪い?
先生が悪い?

いえいえ、私は政治が悪いと思います。

子供達を絶望させないために大人がしなければならない事。
いっぱいあるだろう?
大人たちは、何やってるんだろうか。

「慣れ合いっこ」している場合ではないです。


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