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2016年9月29日木曜日

本当にやるの?

しかし・・・
本当に、やるんですかね?

東京オリンピック。

なんだか、無茶ですよね?

東京新聞、鷲田清一さんのコラムに気になった部分がありました。

今、高齢化率が高いのは、東北や四国
しかし、高齢化の増加数でみれば、東京が危ない。

東京は、団塊の世代がやがて後期高齢者になるころに・・・
人口の「破壊的」なアンバランスが生じるであろう。

東京は出生率が全国で一番低くく、失業率もつねに上位である。

大震災の時・・・
東京に住み働く人たちが経験したことは
まさに大都市で暮らすことのリスクそのものであった。

電車が止まれば。自宅に帰ることも出来ない。

スーパーやコンビニの棚から、食料・飲料・電池等が瞬く間に消えた。

流通が止まれば、明日の暮らしにも困るという、生活の異常さである。

「社会というものの適正サイズ」
あらためて根本から考え直さなければならない時代に、入ってきているのだと思う。

・行政システム
・グローバル経済
金融市場

これらに生活の基盤をそっくり預けてしまっている都市型の人たち。
有事には、何もできず、生きる術を知らない。

いざというときに駆動できる生活者としての地力。
それを、東京都民はどう蓄えておくか?

そのための生産と流通の仕組み
育児・介護などの素手での相互扶助が可能なコミュニティー
いざとなればすぐに帰宅できる就労先

それぞれの適正なサイズというものがどういうものか?
そのチェックを今、きちんとしておかないと
これからの暮らしは立ちいかなくなるのではないかと思うのである。

「適正サイズ」

逸脱してますよね。
今の都政は。

しかも、都民無視。

オリンピックという言葉だけを巧みに使い・・・
箱モノの公共事業を大手企業に落としたいだけ。

より一層、一極集中を招こうとしている。

政治家はやっぱりバカなんですよ。
ちがうでしょ?
政府が今やらなければならないのは、地方分散でしょ!

オリンピックは、東京オリンピックじゃなく、日本オリンピックにするべきで・・・

できる限り、会場を地方に分け与えるべき。

そこで、地方に目が向けば・・・
地方再生につながり、東京の企業がばらけるキッカケになり
東京でしか就職先が無い人たちが、自分の故郷にもどれることになるかもしれない。

地方には、古くからのコミュニティーが生き残っており
行政・経済・金融に頼らなくても、生きる術があります。

今からでも、遅くないと思うんだけどな~。

身の丈に合った「適正サイズ」
大事ですよね。

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