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2015年6月25日木曜日

基礎巾木仕上げ

基礎の表面を仕上げると事を、建築用語で「基礎巾木仕上げ」と言います。

巾木(幅木)とは、室内において・・・
床と壁の隙間を隠し、掃除等を行う時の壁面の保護材を指します。
その様子が外部基礎面も似ているために「基礎巾木」と呼ばれているのだとか。

通常は、モルタルを薄く塗って仕上げます。
お金を掛けると・・・
ウレタン塗料や壁と同じ仕上げ材を選ぶことも可能です。

でも、基礎幅木にお金を掛ける人は、まず・・・いません。

設計事務所や建築家が入らない限り、「モルタルの刷毛引き仕上げ」が9割9分9厘という感じです。

さて、稲村ケ崎の注文住宅「K様邸」明日、引き渡しとなります。

昨日、左官屋さんの飛鳥工業さんにお願いして、基礎幅木を仕上げました。



外壁は、エスケー化学のベルアートで仕上げています。
基礎面は、どう仕上げるか??


階段の取り合いがあり・・・
早川親方と現場で相談して・・・・

同材で仕上げることとしました。

前日に、モルタルで塗り上げ、下地を調整してあります。

朝から、下塗りをして、程よく乾いたところで仕上げ塗を行います。

つまり、3度塗の工程となります。(^^;)


早川社長曰く
「漆喰で塗ったの?という感じに仕上げてあげるから、任せときな」

とのこと。

4人がかりで、下塗り、ドンドンと塗っていきます。


仕上げは、少し横目にコテ塗のテクスチャーを付けるとの事。


ポーチと階段は、踏板がタイルです。

でも、側面もタイルにしてしまうと、目地が合わず、視感がうるさくなります。

なので、踏板面のタイルを1cm突き出して仕上げてもらい・・・
その面に合うように、モルタルを下塗りして・・・
フラットに仕上がるように、ベルアートを塗り上げていきます。

仕上がりは、後日、完成物件の紹介ページに掲載いたします。

ここまですると、家の顔が引き締まります。

良いですね。(^^)

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