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2015年5月29日金曜日

驚きの防潮堤

この写真をご覧ください。



東北で、着々と進んでいる・・・
津波防潮堤です。

最大で、高さ14mを超えるそうです。
4階建てのビルをしのぐ高さです。

この内部は、鉄筋とコンクリートでビッシリです。
見えるのは地表だけですが、地中に4メートル程度の根入れがあると思われます。

全てがコンクリートのため、地中に掛かる重圧は、ビルの比ではありません。
重量で100%沈下していくので、地中に杭を打って支える工事を要します。

コンクリートを打つには、型枠が必要です。
型枠を組むのには、足場が必要です。

この高さと、数キロ続く護岸に型枠と足場・・・
それだけでも相当量です。

メートル単価、予想としては500万円を超えるでしょうね。

1mだけで500万円ですと、1kmで50億円となります。

こりゃ~

儲かるわ。

設計会社・地盤調査会社・杭業者・地盤補強会社・重機・土方・ダンプ屋・残土受入れ・砂利屋・足場レンタル・鳶・型枠大工・鉄筋屋・生コンクリート屋・ゼネコン各社・中請け業者etc・・・

ウハウハですね。

こんなものを、福島県や岩手県の護岸に、何百キロもつくるのであれば・・・
そりゃ、関わっている業者や職人は、皆、自民党を支持するのも当たり前だ。

やっていることは、田中角栄時代と同じ。
公共事業で、票を得る。
何ら変わってない訳です。

しかし・・・

これは、何が何でもやり過ぎだろう(゜゜;)
誰が考えても、同じ答えだと思う。

しかし、政治家はそうは思わないのだとすると・・・

こりゃ、全てにおいてOUTに思えてくる。

実際にこの堤防は、粛々と工事が進んでいます。
その無神経な政治に、石巻の人たちが戦っています。

https://docs.google.com/file/d/0B06GyqEkVN4IcE50S05XUi1paTQ/edit

関東にいると、まったくの他人事ですが・・・
想像してください。
由比ガ浜にこんな巨大堤防が住民の反対を無視して作られ始めたら・・・

そして、こんなことを許していたら、将来、絶対我が身に降りかかってきますよ。

とにかく、知ることが大事。
https://www.facebook.com/events/370660266476673/


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