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2015年1月13日火曜日

浄明寺の売地

当社売主の浄明寺の売地、工事も佳境に入ってきました。

すでに販売予定の2区画のうち、1区画は販売済みとなり・・・
残りNo2だけとなります。



交通/JR横須賀線「鎌倉」駅バス9分「青砥橋」停歩1分
住所/鎌倉市浄明寺4丁目2-3
価格/3080万円
条件/無し
詳細/http://www.meiji-jisho.com/ls_c/14204/L60115388800/

「これぞ鎌倉」というような住環境です。



既に古家の解体も終わり・・・
周囲の御近隣者との立会いも終わり・・・
境界ブロックを全て解体&新設し・・・
綺麗に更地となっています。(^^)

現在、区画割のブロック工事を行っています。


明日、下水工事が入り・・・
明後日、東京電力の電柱移設が始まります。
1月末には新しい上下水、ガスの引き込みを行って・・・
一通りの工程が終了します。

境界のブロック工事は、最初に墨出しを行います。


この「墨出し」という作業・・・
実は、とても重要です。

ブロック工事の場合、貫板で逃げを打ち、空中でタコ糸を飛ばします。
このタコ糸がブロックの位置となり、天端の高さとなります。

土地は、平坦ではありません。

この土地も目で見ると「たいら」に見えますが・・・
実際図ると・・・
手前と奥で40cm、左右で20cmほどの高低差があります。

ブロックは1枚高さ20cm。
3段積むと決めます。
根入れ(地下)は最低でも10cm必要です。
そうすると地表で2枚半出ることとなりますが、奥から積んでくると、手前でブロック5段となってしまいそうです。

左右でも20cm違うと、結構頭を使います。
あまり高くなり過ぎると圧迫感があります。
5段となると、基礎も余計に堅固にする必要もあります。

基礎も低い方へ段々と低くする必要がありますが・・・
無造作に深くしてしまうと、費用が余計に掛かります。(^^;)

「予算」「見た目」「構造」「境界」etc
それらを頭で戦わせながら、幸輝土建の佐藤さんとスッタモンダしながら、墨を出していきます。



これ、実は皆さんほとんど意識していません。
業者任せ。
業者は、職人任せ。

でも、これ、必ず施主は参加するべきです。

もう10年前の話ですが・・・
外構の職人さんにすべて任せて、完成後に現場に行ったら・・・
境界から2cmもズレて出来上がっていたことがありました。
しかも、根入れが足りず基礎が地表に出てしまっている。私、依頼先のデベロッパーと大ゲンカをした挙句・・・
全て壊して、やり直しをさせたのは言うまでもありません。

でも、その企業VS企業の数日かけた大ゲンカの労力たるや
考えただけでも肩が凝ります。(^^;)

こういう詳細を取り決める場には、必ず立ち会う!
鉄則です。(^^)


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