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2015年1月31日土曜日

埋め木

今、施工中の注文住宅「I様邸」にて。

突然ですが、問題です。

この写真をご覧ください。


この横架材、化粧梁です。
山長商店の紀州杉です。

ホールダウン金物で継ぐための穴が3つありました。

階段室なので、ボードで覆っても良いのですが・・・
樹齢50年を超えた柱です。

少しでも、表しで出したいと思い、大工の井関さんに「埋め木」を依頼。

その施工後の写真です。

両サイドの松の梁と同じ大きさの穴、どこにあったでしょうか??
3か所です。

解りますかね??

ヒント1。


さあ、どうですか?
まだ、解りませんか??

右の梁と全く同じ穴です。

ヒント2。


どうです??
解りましたね!!

そうです、あそこです。(^^)

松の面は、石膏ボードで覆うため、仕上がったら、もっと解り難くなるでしょう。

まだわからない??
では・・・

ヒント3


う~ん
大工の職人技です。

中々、こうは行きません。

井関棟梁、あざッス。

2015年1月30日金曜日

品川エプソン水族館

去年、紹介し忘れたことがありました。

去年と言えば、柳家は「首都圏の水族館制覇」を掲げていました。

達成は・・・
出来ませんでした。(TT)

小規模な井之頭・築地・東京タワー・六本木ヒルズは除き・・・
行けなかったのは、一館だけ。

「相模川ふれあい科学館」
水生生物マニアの友人に・・・
「淡水魚マニア向きの水族館」と言わしめる、超マイナー水族館です。

念願の葛西臨海水族園も踏破し、品川のど真ん中にあるエプソン水族館も踏破!
葛西臨海水族園は、我々が行った直後にマグロの大量死のニュース。

あの迫力あふれるマグロが見れなくなったのは、とっても残念です。

今年は、ふれあい科学館を早いうちに踏破する予定です。
そして・・・

アクアワールド大洗
鴨川シ―ワールド
下田海中水族館
伊豆三津シ―ワールド

行きたいところは、まだまだあります。(^^)

妻は、「美ら海!」「美ら海!」と、事あるごとに言っていますが・・・
4歳&3歳連れての遠方旅行は、無茶ですよ。
却下!!
(お金も全然無いし)

そういえば・・・
エプソン水族館、行った後、紹介していませんでしたね。
ということで、その時の写真をご紹介します。

品川駅前という大都会のど真ん中にある水族館です。


プリンスホテルのロビー?的なところから・・・
エスカレーターに乗り・・・


(すでに走り出す息子)

入口は、クリスマス一色。


規模は、小さいです。
品川水族館よりも小さいですね。

ドームには、サメが居ます。
息子の大好きなノコギリエイが居るのがナイス!




私が「ノコギリサメだ!」と言うと・・・
息子怒りながら「トン!あれはノコギリエイなの!」とダメだし。(^^;)

そうですか、勉強になりました。(汗)


娘は常時、ダッコちゃん人形と化し、私を苦しめます。(^^;)

水槽は、とても少なく、あわしまマリンパークよりも少ないかも。
アザラシショーやってました。


でも・・・
このエプソン品川水族館は・・・

あるものに特化した水族館だったんです。

これをご覧ください!!


ドーム型のイルカプールなり!!

この規模には、度肝を抜きました。
そして、ショーの内容も凄かった。


イルカとジャンプする調教師!




一斉に飛び上がるイルカ!!



イルカでサーフィン(゜゜;)



スーパーハイジャンプ!!!!!

途中で息子がぐずり始めて、私は最後まで見れませんでしたが・・・

妻は曰く
「今までの中で、最上!最強!!」

と、興奮していました。

水族館というよりも、イルカショー館という方が正解かも。
これだけを見に来る価値は、十二分にあると思います。(^^)

そして、入り口付近には・・・


アクアリウムレストランだ!!
なんとも贅沢な空間ですね。

他にも、なぜか魚のメリーゴーランドがあり・・・
息子は大好きなサメにまたがりご満悦。


海であったら逃げなきゃアカンで!息子よ。


2015年1月29日木曜日

何が本当で何が嘘か?

「極めて卑劣な行為で、強い憤りを覚える。」

総理大臣の言葉です。

この彼の言う「いきどおり」は・・・
何に対してのものなのでしょう。
素朴な疑問です。

ニュースを見ると、政府筋の発言が目立ちます。

「テロには決して屈しない」
「テロとの戦いに万全を期す」
「テロの言いなりにはならない」

テロという言葉。
心に突き刺さります。

たった二文字ですが・・・

苦痛
悲痛
恐怖
脅威


様々な心的ストレスを受けます。
「テロ」という言葉の持つ悪のイメージは、凄まじいです。
映像が加わり、我々により一層強烈な恐怖を植え付けます。

でも、思うのです。

日本が支持を表明している大規模空爆。
最新鋭の戦闘機や無人機による爆撃。
実際に受けている側の目線の映像があったら・・・
我々の想像をはるかに超えた惨状なのだろう。

実際に「パレスチナ 空爆」とネットサーフィンすると、幼い子供たちの犠牲画像が、大量に出てきます。
まともに凝視できません。


空爆も、自爆も、方法が違うだけで人を殺す手段です。

「人命第一」という言葉は、とても空虚です。

シリアは、戦争中です。
対立している人たちが、日々、殺し合っているのです。
1日だけで、何百人と殺されている。

その凄惨な世界に、テロという言葉は存在するのでしょうか??

日本人が拘束されて、要求を突き付けるのがテロなら・・・
お互いの要求を暴力でぶつけ合う戦争は、テロそのものだと思うのです。

そうなると・・・
アメリカや国連が行っている空爆もテロです。
反体制派をシリア軍が攻撃するのもテロ。
反体制派がシリア軍を攻撃するのもテロ。

もっと言えば・・・
既成社会が攻撃されるのがテロならば、シリア政府はテロを受けたことになります。
アメリカが支援したテロです。

考えれば考えるほど、こんがらがっている。
つじつまが合わないのですよ。

そして、思うのです。
こうなってしまったら、「イメージの戦争」だと。
恐怖が、全てを操っていく。

我々は、実際に見たわけでも、聞いたわけでもなく・・・
日本人が人質となり、脅されている映像を見せられ・・・
「やっているのはイスラム国だ。」と教えられる。
結果、イスラム国に恐怖を覚え、激しい憎悪が芽生えます。

だから、アメリカやイギリスやフランスが、空から爆撃するのを日本国として支持・支援する。残忍な過激派を殺すためなら、巻き添えは気にしない。
その街で彼らに支配されてる一般市民、子供老人とわず、命を奪っても良いとしている。


しかし、その暗黙の「殺人の了承」の原因となる映像・・・
実際にナイフを持っている男がイスラム国の人間なのかどうかを、我々は一切解りません。

発信元を信じるしか、ない。

テロという言葉は強大な力を持ちます。
アニメの中で、銭形警部がルパン相手だと天下御免のように・・・

テロが相手となると、なんでも許されてしまう世論。

たとえば、私が明日、突然会ったことも無い人に「テロリスト」だと名指しされ、無実の中で殺されても、マスコミが「テロを計画していた。」と報道すれば、皆さん納得してしまうのでしょうね。「テロリストなら仕方ない。」って。

人質事件真っ最中に不謹慎とお叱りを受けるかもしれません。
でも、表現の自由は全てに勝るそうなので。

言わせてもらってます。

個人的に思うのです。

いっそのこと、無差別に人を殺す行為を、全てテロと呼んだらどうですか?

普通に起こる殺人事件もテロです。
被害者家族からすれば、テロ行為の何ものでもない。

子供のいじめ自殺。
その子の親には、壮絶なテロです。

福島第一原発で事故死が続く作業員。
やはり残された家族は、同じように恨むでしょう。

結果は、みな同じです。
人の死と、残された人々の悲しみ。

何一つ、テロと違いませんよ。

その上で、テロを根絶しましょう。
国として、テロと戦いましょう。

今回の事件・・・ 日本が脅された事に憤りを覚えたのか?
人質を取られて要求されることに憤りを覚えたのか?
日本政府のやることを否定されて憤りを覚えるのか?

どれも違うでしょう。

人が殺されることに憤りを覚えたのでしょう?

今回の公になっている人質の他に、シリアでは毎日一般市民が殺されています。
誰もが知っているはずです。毎日、一人や二人じゃありません。
でも、それらの命の消失は全く報道されることなく、映像も無く。

ザ・イエローモンキーの「JAM」じゃないですが・・・
「他人事」で片付けてしまう。

シリア政府、反体制派、イスラム国、アメリカ、イギリス、フランス
結果的に皆やってることは大量殺戮ですよ。


そこが麻痺しちゃ絶対にダメです。

人道から外れちゃ、アカンです!

人道支援というのなら、まずそこからですよ。

2015年1月27日火曜日

造作階段

注文住宅のI様邸。
階段が完成しました!!



大工の井関さん、力作です!!

今回は・・・
踏板と蹴込み板を同材としました。



井関さんに提案したら・・・
一番最初に「マジですか!?」と、苦笑いを受けました。

数分考えた後・・・
「それ、かなり大変ですよ。」
「でも今回は、造作が面白そうだから、請けますよ。」
とハニカミながら、了承してくれました。

あざッス!!

無垢板でやりたかったのですが、「反り」や「縮み」で将来欠陥となる可能性が高い。
よって、将来狂いが出難いタモの集成材の無塗装で造作。


集成材の一枚板を注文し、井関さんが踏板と蹴込み板を切り出し
ノミやカンナを使い
接合するための「ホゾ」と「ホゾ穴」加工を施し

寄木細工の要領で、組み立て。

う~ん、カッコ良いね。





本来なら・・・
既製品のべニアの化粧蹴込み板で誤魔化してしまう所ですが・・・

この住宅は、この階段がリビング中央に収まります。
よって、日々目にするのがこの階段側面となります。
ようは、家のメインの意匠ポイントなのです。


ちなみにここだけの話、こんなところは、幾らでも手を抜けます。
だって、一般の人は解らないですから。

でも、利益を抜くために安普請に治めたら、家の格がドカンと落ちてしまいます。

家って将来、来客者が来た時に自慢できる箇所が数か所あったら楽しいでしょ??

もし、その中に同業者が居て・・・
「おお、この収まりは凄いですね。」
なんて言ってくれたら、御客様も嬉しいし、私も嬉しい。

ただし・・・
当社がこんなことを出来るのも、
大工さんの腕があっての事です。
経験も修業も浅い大工には、到底できません。 経験と確固たる技術をもった職人さんでなければ、難しい収まりは家を無茶苦茶にする可能性が高いのです。

だから・・・
安い家ばかり建てているビルダーに無理をさせるのは、怖いんですよ。(苦笑)


側板と裏側は、石膏ボードで覆います。



このままでも十二分に良いですが・・・
今回は室内を左官にて珪藻土で仕上げるので・・・

壁の一部に「踏板」と「蹴込み板」が浮いているように見せたいのです。

階段下は、家事スペースとなります。
造作テーブルと、棚板が2段付きます。

それも、井関さんに手造りしてもらう予定です。

井関工務店の井関親方、いつも、有難うございます。
感謝、感謝m(_ _)m




2015年1月26日月曜日

グリムスパンキー

お世辞、何度吐いたって
単純な馬鹿には見抜けないのさ
今日もヨイショしておけばよいのに
天まで登りつめて消えてなくなるだろう
歯の浮くセリフ虫唾はしるけど
我慢するのは簡単だろう
褒めろよ

いつか世界が手のひら返すのみたいなら
褒めろよ
デカい野望で敵を味方に変えてしまえよ
誰よりも輝くために
褒めろよ
踊るあほうと踊るふりして

「おお、カッコいい!!!」

先週、朝8時に現地で立会いがあり・・・
家を早めにでて車に乗った直後・・・

FMヨコハマから流れてきた音楽。

あまりにもカッコ良すぎて、聞いた瞬間に惚れてしまいました。(^^)
冒頭は、その歌詞の一部です。

バンド名は「GLIMSPANKY」
女性ボーカルのガリガリのロックバンドです。


事務所に帰って、早速検索!!
http://www.glimspanky.com/

動画はこちら!!

スマホの人は、↓↓をクリック。
http://youtu.be/39x3mMFNkPA

いや~、久々にカッコ良いバンドですね。
今、ビジュアルから入るバンドばかりですが・・・
グリムスパンキーは、Soulです。


歌い手の気持ちが、歌と音楽からダイレクトに入ってきます。

ラジオで音聞いて、数秒で身の毛が逆立つなんて・・・
私個人は、THEBULEHEARTS以来ですよ。(古っ!!)


2月18日発売!!「惚れろよ

必見!!

2015年1月24日土曜日

我が子を思うとホッとするのです

先日・・・
鎌倉市役所にて。

道路課・都市調整課・開発審査課・建築指導課などを回り、現場に向かう前に、市役所の1Fのトイレに駆け込んだのです。

保育課の窓口を通ったら・・・
こんな張り紙をみつけました。



これを見て・・・

私「おおおおっ!」と、感嘆の雄叫び。
忙しさを忘れ、息子と娘の顔が浮かびます。

「娘にはダックスフンドがよいかな?」
「息子にはとスライムだろうか?」

と、保育課の前で立ち止まり・・・
30秒ほど、本気で悩んでしまいました。(^^;)

悩みながら・・・
ん?
くらし安全通信・・・?

ぬいぐるみじゃなくて?

「ごじゆうにおもちください。」
って、くらし安全通信のことか??

手を伸ばしてスライムを取る直前で、気が付き・・・
赤面しながら、足早に立ち去りました。

危なかった。
危うく、ぬいぐるみ泥棒さんになる所でした。(汗)

でも・・・ きっと、これを見てぬいぐるみを持って行こうとした人
私だけじゃないと思います。(苦笑)

絶対に!!

2015年1月23日金曜日

苦情

我々の仕事は・・・

「古家を壊す」
「古い宅地を壊す」
「新しい家を造る」
「新しい開発をする」

というものです。

そこには、必ず騒音や振動、粉塵が発生します。
トラックや重機の往来が始まり、多くの職人の往来があります。

古いものを壊す場合は、建物だけではありません。
土地の外周を囲む擁壁やブロックフェンスなども老朽化していたら撤去して新設を要します。
簡単に撤去出来れば問題も少ないですが・・・
ご近隣がお庭を造り込んでいたり、家の一部がそのブロックにくっ付いていたりすることも多々あります。

新しい家を造る時も・・・
材木を切ると、木くずが出ます。
風が強いと、舞い散ります。
足場に掛けてあるホロだけでは、止めるのは困難です。

仮設トイレも問題になることが多いです。
糞尿の匂いです。
風向きで、ご近隣に舞い込みます。

鎌倉は駐車場を確保するのが困難です。
建築時、多いときには、5種の職人が現場に来ます。
5台の車を、路上でどうにかやりくりするしかありません。

そのたびに、苦情を頂きます。

「音がうるさい」
「話し声が気になる」
「ラジオの音を消せ」

「振動が凄い」
「においがする」
「粉が舞うぞ」
「路上駐車をやめろ」

中には・・・
「家を低くしろ」
「もっと家を離せ」
「窓の位置を変えろ」
「植木をしろ」
「電柱をどけろ」

様々なご意見も賜ります。

御近隣の方々は、お客様と同じです。
当社の物件をご購入下さったお客様の御隣人となる訳です。
当社が揉め事を残して、お客様に引き渡すわけには絶対に行かないのです。

ですので、私が全て責任をもって話し合います。

今日も、解体中のご近隣の方から、苦情を頂きました。
既にご近隣の皆様のご協力で、建屋が全て撤去するところまで進みました。
重量鉄骨の建物のため、木造住宅の2倍の騒音と振動が発生しています。
特に鉄骨をカッターで切る時の音は、とても耳に付きます。
この場を借りて、再度お詫び申し上げます。

現在、重量鉄骨の建物独特の深基礎の解体に入っています。

朝、事務所の電話がなり「今すぐ辞めろ!」と、お怒りの様子です。
すぐにお詫びとご説明をするべく、お名前を何度かお伺いしまいたが、お教えいただけませんでした。

ただ、どうやっても取り壊さなければなりません。
壊さなければ、新しいものを産むことが出来ないからです。
作業を止めても、また始まれば同じです。
であるならば、最短で騒音や振動が無い状態にするのが最良だと考えます。


今回は、アパートを取り壊し、戸建てになります。
不特定多数の人の出入りが無くなり、周辺環境も良くなります。


日曜日に、周辺を隈なく回って、御苦情を下さった方にご説明しなければなりません。
まずは、直接お会いしてお詫び申し上げます。

すんなりどちら様か解れば良いのですが・・・。
(TT)

2015年1月22日木曜日

他に道は無い

「経済も、外交も、安全保障もこの道しかない。」

そう公言して突き進む安倍政権。

道はいくらでもあるのですが、幾多の分かれ道に脇目も振れず・・・
「信じろ」「この道が正しい」と、我が道を突き進む。

その姿には迷いが無く、猪突猛進の如く。
しかし、丁寧に地図を広げているわけでも、カーナビゲーションがある訳でもない。

どこに行き着くかは、全く解らない。

でも、たどり着く先は、彼ら曰く「バラ色」なのだそうだ。

何度も言うが、私は左翼でも右翼でもリベラルでもない。一般論で言うならば、どちらかというと、「右翼寄り」な思想を持ち合わせており、安倍氏が第一次政権で掲げた「美しい国日本」というスローガンに共感した一人だ。
その時は、彼を応援したりもした。

「右とか左とかいう棲み分けは、古臭くて昭和的だ。」
と思っている人間の一人でもある。

数日前、三宅洋平がこんなことをフェイスブックで言っていた。
彼は、世の中で左翼の急先鋒とされる。(本人は不本意だろうが)

「日本の借金1000兆円、ドイツの借金O円。この国は、何をやってきたんだろうか?」

日本とドイツは、同じ敗戦国。
同じ時期に復興を始め、高度経済成長を遂げ・・・
両国ともに世界有数の先進国となった。

その結果が・・・
かたや借金1000兆円と、かたや借金0円。
かたや原発54基、かたや原発0基。
かたやメルトダウン中、かたや国内原発の廃炉が22年ですべて終了。
かたや自然エネルギー縮小、かたや自然エネルギー50%達成。

結果を見れば、全てが語っていると思う。

よくよく考えて。
この今の日本を造ってきたのは、自民党。

借金を返せない輩は、一般社会では相手にもされない。
会社であれば、その代表者は経営不適合者の烙印を受ける。

でも、1000兆円をこさえた張本人が「任せてくれれば大丈夫。」と、平然と言っている。
そして、国民は去年末に、その張本人に日本の経営を「全任」した。

結果、今まで以上に借金をバンバン重ねてるという。
公共事業とODAと、大盤振る舞いで大金をドンドンばら撒くという。

その様子は、数十年前の日本と何ら変わらない。
金を大量に擦って、ばらまくだけ。

まるで、デジャブーを見るかのよう。

ただ違うのは、すでに借金があるのと無いの差だけ。

おまけに、福祉予算が削られ、軍事予算が増え・・・
原子力再稼働に、兵器開発に、兵器輸出に、戦争支援。
約束した行政改革、国会定員削減、年金問題解決は、手付かず。

なんちゅう、センスの無さ。

その方向音痴な状況を見せつけてなお・・・
「この道しかない。」と、胸を張る。

その状況に国民の50%は「自分には関係ない」と言う。

センスの無さは、国民の方が上手だ。

政治家が悪いというが・・・
やっぱり、国民が悪いのだろう。

あれだけ、官僚の天下りで大騒ぎをしたのはいつだったか?
税金泥棒の特殊法人を改革するのと狼煙をあげたのは誰だったか?
自民党で唯一、行政改革まっしぐらだったのは、渡辺善美。
いつの間にか、政治の舞台から弾き飛ばされてしまった。
霞が関の都合よく、出来過ぎているね。


そして、国民は、天下りという言葉さえも、すっかり忘れている。(苦笑)

自民党政権になって、逆に出先機関が増え続けている恐怖。

強制的に徴収された税金を好き放題使われてなお・・・
「俺には関係ない。」という国民が5千万人いるのだから・・・

開いた口がふさがらない。


2015年1月21日水曜日

日本でテロが起きるのも時間の問題

我々は、子供の頃から・・・

「人の嫌がることはしない」

「喧嘩両成敗」

こう、教育をされてきた。
そして・・・

「危うきは近寄らず」

これが基本だと、幼稚園のころから教えられてきた。

どうやら、日本の良心ともいえるこれらが・・・
ここ数年で日本から消え失せたようだ。
一人の総理大臣によって。

原発、太陽光、辺野古、放射能汚染、韓国、中国・・・
これらは全て前触れだった。

まさかテロの猛威の中、わざわざ中東を歴訪して敵対国に支援表明してイスラム国を刺激しようとは・・・
そして、世界中から避難されているイスラエルと軍事協定を結ぶとは。

自ら火中に飛び込み・・・

得意顔で、イスラムに喧嘩を売ったのだ。

危うきに近寄り、人の嫌がることをし、喧嘩中の片方に加勢した。

さて・・・
その結果、日本はこれからどうなるだろう。

無差別虐殺の当事者であるイスラエルのネタニヤフ氏。
影でアメリカをあやつり世界中に喧嘩を売る武器商人でもある。その国家元首と数日前にガッチリと握手した日本元首。
直後、ネタニヤフ氏が「(この結果)日本人もテロに巻き込まれるだろう」と言い放つ。
それほどの、最悪のタイミング。

そして、見事に日本人を人質にとられ・・・
安倍氏が歴訪先のイスラエルで言った言葉に、笑った。

「人命をたてにとって脅迫することは許し難いテロ行為。」
「人命第一で対応する。」

見事しか言い様がない。
経済を盾にとって、国民の安全と命を軽んじている張本人である。
金を盾にとって、原子力発電運転開始や辺野古移設を脅迫している中心人物でもある。

普通、なかなか言えるもんではない。

安倍首相、万歳。

「日本が(敵対国に)お金を出したのは、人道支援のため。」
それをイスラエルの旗を背にして記者会見する愚行。


さて、日本国民はどうするのか?

安倍さんは、日本の代表者です。
彼が我々の総意なのですよ。
たった一人の日本人によって、1億4千万人の命が危険に晒された瞬間に、我々日本国民は、たった今立ち会っているのです。

気がついてるのか?
解っ
ているのか?

それとも、また、見て見ぬふりをするのか。

あまりにも出来すぎていて・・・

すべてはアメリカ(イスラエル)が絵を書いていると言う人もいます。

これで、あとは国内テロ一つ起こして、日本もイスラムに戦線布告する道を進む筋書きか?

どうか、子供たちの未来を・・・
日本の子供たちの将来を・・・


もう、神頼しかないのか?

2015年1月20日火曜日

外壁の色決め

昨日、注文住宅I様邸の外壁の打ち合わせをしました。

朝一、奥様に現地にお越し頂き・・・
左官職人を交え、ディスカッションです。



本物件は、目立つバルコニー部分をレンガ調タイルで張り・・・
その他は、左官仕上げを予定しています。

飛鳥工業の早川代表に、ある程度のイメージは全て話してあります。
事前の下話で「自然系が良いのだけれど、軒の出が少ないのでどうするか?」と、相談をしたところ「良いのがあるよ、ルシヤワルツで行こうよ!」という提案を受けてました。
ルシヤワルツってなんだろか??
どうやら塗り方のようです。

やはり漆喰やシラス壁だと、軒の出が少ない家だとよごれます。
また、最近地震が多いので、ひび割れも心配です。

材料は、菊水のグラナダでもエスケーのベルアートが良いとのこと。
「グラナダだと、たわしでゴシゴシ磨いても大丈夫だよ」
「漆喰を荒らして塗ったように仕上げてやるから、任せとけ!」

と、左官職人の早川さん。
熟練の職人がそこまで言うのなら、任せることにしました。(^^;)

あとは、色です。



色見本をあてに、現場で選びます。
これが、中々難しい。

日陰で見るのと、日向で見るのと、色が全く違く見えるからです。



奥様は白っぽくしたい。
元々、漆喰のような仕上がりが良いと仰っていました。

色粉を混ぜない純粋な漆喰は、真っ白です。

でも、真っ白は汚れます。しかもちょっと鋭い(感覚)のです。
個人的には、少し暖色を混ぜるのがベスト。

でも、ちょっと茶色が混ざると「ピンク」に見えなくもない。
「肌色」っぽくもなり、黄色っぽくもなる。
ここは好みなのですが、経験が無いと色見本だけでは想像すら難しい。

そこで、早川さん、アイパットどおもむろに取出し・・・



過去、自分が塗った家の写真を指で「スイ~、スイ~!」と見せ始めました。



「これがこの間、私が塗ったルシヤワルツの真っ白だよ」

ほほ~
早川さん、デジタルですね!
私、完全にアナログで、負けてますよ。(TT)

私も、そろそろ、アイパットデビューせな・・・(汗)

そして、現場で悩みに悩んだ結果・・・
うっすらとベージュが入った白い壁で決定。

見た目ほとんど「白」です。

多分塗ったらみなさん「白」というでしょう。

でも、ほんの少しベージュが入っているだけで、ぬくもりが出るんですよ。(^^)

色極めはシコタマ考えた方が良いです。
時間をかけなないでパパッと決めてしまうと、将来絶対後悔します。
1時間でも2時間でも悩んだ方が良いのです。

私などは、色を選ぶとき1週間悩んだことがあるくらいです。

今回は、奥様も納得。
私も、納得。
そして遠く出張中のご主人様も納得の色になったと思います。

あとは、タイルの目地!!

タイルは、平田タイルのクロスワイズプロをチョイス。




普通、こんなタイル選びませんよ。
外部は面積が広いので、もっともっと、安~いタイルを選ばないと金額が張るからです。
でも、外部のメインを飾る「家の顔」です。

やっぱり、他の家では使っていない「珍しい物」にしたいじゃないですか?
人が二度見するような家に仕上げたいのです。

部分的な使用ですが、こんな仕上がりを目指します。



大進タイルの大河原さんと事前に打ち合わせを現場でして・・・
目地をなるべく狭めて、タイルを目立たせる貼り方で行こうと相談。

目地を5mmに狭めると、目地小手がタイルのあいだに入らないので、モルタルで貼って、目地はそのまま張りっぱなしにする方向で打ち合わせ。

で、貼る前日にこの写真を念のために見せたら・・・
「こりゃ、特殊目地だよ!」
と、私が怒られました。

「これじゃあ、目地は1cm取る必要がある。」
「貼る材料も別のにしなきゃならない。」
「目地も専用の粗めの特殊目地を取り寄せないとダメだ。」

いやあ、写真見せてよかった。(冷や汗)

といっても、薄目地でもカッコ良いのですが。
お客様がこのカタログを見ているので、カタログ通りに仕上がらないとNGになる可能性があるのです。

早速、特殊目地のサンプルを取り寄せてもらい、昨日お客様に見てもらいました。



外壁は白ですが・・・
タイル目地は、グレーにするとタイルが映えます。

ホワイトの目地は、目地が目立ってタイルがボヤけてしまうんです。
同色系の目地もダメ。もっとぼやけます。

今回は、釉薬が掛かった「古ぼかしたタイル」ですので・・・
やはりライトグレーの目地が良いでしょう。

それで、奥様に了承を得ることが出来ました。

さあ、今週中に仕上げますよ~。

どんな仕上がりになるか、とっても楽しみです。(^^)

2015年1月19日月曜日

電柱の新設完了

当社売主の浄明寺の売地・・・
どんな電柱になったかお知らせしてませんでしたね。(^^;)

こんな電柱が建ちました。



右が古いもの。
左が新しいもの。

古い方は、今月中に電線を付け替えて、来月に取り除く予定です。

奥の方はというと・・・



手前が仮設、奥が古い木製のもの。

これは、これから電線を付け替えて、古い木製電柱を抜き・・・
その場所に再度、電柱を新設し・・・
電線を仮設から新設電柱に付け替え・・・
仮設電柱を抜く作業となります。

さて、敷地はいよいよ最終仕上げに入っています。

道路沿いの電柱は重機で穴を掘ったので、境界石が動いている可能性があります。
測量会社ポラリスさんに、境界を再度確認してもらいます。



ポイントを図るには、測量点から追い出す必要があります。
よって、測量機材を据えて多ポイントの計測を要します。




迅速な対応、小林さん森長さん有難うございます。

ちなみに、境界石というのは地表に刺さっています。
基本的に石杭ですが、地表から数十センチ刺さっているだけです。
ですので、とても動きやすいものだと思ってください。

測量会社に依頼して、杭をしっかりと敷設しても・・・
その後、車のタイヤが上に乗っただけで動いてしまうのです。
もちろん、地震でも動きます。
隣接地の人が杭を知らぬ間に勝手に動かして、自分の敷地を広くしたなんていうことも実際にあるのです。(^^;)

外構工事を行う際、実存する杭を信じて外構工事を行い、後でその杭がズレていて新設したブロックやフェンスが越境していて大騒ぎになった事例も普通にあります。

古い土地を整理する際は、土地家屋調査士による境界の確認作業は必ず行ってください。
また、工事中でも工事車両が杭を動かす可能性があるので、杭周りに車が乗り入れない工夫が必ず必要です。
この辺をまるで分っていない不動産屋や工務店はとても多かったりします。
数年たって問題になっても、責任は施主が取ることとなります。
注意してくださいませ。

敷地には、先日施工した下水マスの新旧がありました。



左が今の宅内最終下水マスです。
右が昔の宅内最終下水マスです。

昔のままでも問題はありませんが・・・
今回はセットバック内に入っていたため、取り換え工事を行いました。

これだけで、数十万円の工事費を要します。

大きさは5分の1ぐらいになり、スッキリです。

あと3日程度で、全工程が終了します。

現在、明治地所さんから絶賛販売中。
http://www.meiji-jisho.com/ls_c/14204/L60115388800/

区画図はこちら。
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2015/01/blog-post_13.html

■大自然の中の一角!
■南側隣接敷地の通路のため日当たり良好
■建築条件なし!
■ライフライン引き込み済み
■外周外構済み

是非、ご検討下さいませ。(^^)

2015年1月18日日曜日

御成中学校前の珍百景

このカーブミラー
「なにこれ珍百景」に出てません??



ちょうど刈り込みをしてるところを通りました。
(といってもだいぶ前の話ですが・・・)

なんだか、宮崎アニメに出てくるロボット見たい
と思うのは私だけでしょうか??

手を付けて、ミラーに顔を書きたいな~。

そういえば・・・
道路標識にいたずらをして逮捕された芸術家のニュースがありましたね。
最近、フェイスブックで彼の作品?を見ましたが・・・
何ともセンスが良くて、ビックリしました。
https://www.facebook.com/pages/CLET/108974755823172?sk=timeline&ref=page_internal

進入禁止を持ち逃げしようとする人



洒落てます。(爆笑)

でも、日本ではこういう洒落は、通じないのです。
残念。


2015年1月17日土曜日

電柱の建て方

浄明寺の土地にて・・・
敷地内の電柱2本を移設するため・・・
去年の11月初旬、東京電力に移設申請をしました。

11月末日に現地立会いを行い、一昨日、建柱工事に漕ぎ着けました。

まずは、移動先に新しい電柱(又は仮設)を立て・・・
後日電線を全て旧電柱から付け替えます。

電線は、東京電力のもの以外に、NTTやケーブルテレビの物もあります。
よって、3~4社の電線の付け替えが必要となる大掛かりな工事となります。

電線が全て付け替えられた後、古い電柱を取り除く作業となります。

電柱を新設する際、地中3m程度、掘る必要があります。
ここで、問題があります。

鎌倉市の場合、市内の多くが文化財保護法地域となっており・・・
家を建てる際、埋蔵文化財の調査を必要とします。
これは、電柱でも同じなのです。(^^;)

よって、工事2か月前に埋蔵文化財包蔵地の掘削申請を鎌倉市にしなければなりません。

そして、工事日の1月15日。
朝9時から、現場に向かいます。



トラック3台。
鎌倉の場合は道が狭いので、電柱は分離できる鉄骨タイプになるそうです。

まずは、新設する位置を関電工の担当者と私で決めます。
境界ラインを墨出しして・・・
「ここから3cm程度離して、この位置にお願いします」
という私の希望を伝え、その位置をまず手作業で掘っていきます。



その傍らに、鎌倉市から埋蔵文化財の調査官が一人。
掘る作業を監視します。



小さいスコップを持ち・・・
掘り出した土に史跡が混じっていないか都度チェックしていきます。

瓦礫がでてくると、作業中でも取り上げてチェック。



「ここらへんは、何が出てくるんですか?」
と、私、尋ねてみると・・・
こんな答えがありました。

「ここは、室町時代の有力者の邸宅があり、その住宅の跡地として古墳が出てくる」
とのこと。
生活に使われていた用具や家財、住宅の柱や基礎が出土するそうです。

出てきたら、もちろん工事はただちにストップです。(^^;)

手で掘れる深さは限界があります。
1.5m程度まで手作業で掘って、史跡が出なかったことを確認して・・・
それ以下は、重機が変わります。



オーガで揉んでいきます。
その間も、鋭いチェックが入ります。



ドリルに付いた土をすべてチェック。
ここまでしますか。(汗)

深さ3mを超えた時点で、穴の中をチェック。



側面にも史跡のようなものは見当たりません。

ここでようやく、「史跡は認められませんでした。」と、工事のOKが出ました。

早速、電柱を建てに入ります。



4分割にしてある電柱の最下部をクレーンで釣り・・・



差し込みます。
位置決めは人力です。



差し込んだ後、角度や水平や位置を見ながら・・・
人力で微調整でをしていきます。



何度か釣り調整して・・・



設置完了!!

この間、工事開始から2時間。

私が希望した位置に寸分たがわずピッタリです。
日本の技術っていうのは、凄いですね。

これから根固めをしていきます。

関電工の方々、極寒の雨の中、有難うございました。

こういう作業をまじかに見ると・・・
東京電力は、我々の生活を支えるために良くやっていると思うんです。

上層部とそこにかかわる高官や御用学者、政治家が悪い。
下で働く人は、何ら悪くない。
一生懸命、親切丁寧です。

でも、そんな下で働く人たちに批判の矛先が行っています。

なんだか、とても理不尽だとおもうのです。