Translate

2014年9月16日火曜日

奇抜と型破りは違う

既成概念にとらわれている現代人は・・・
「発想の転換」がなかなか出来ません。

なので奇想天外なことが苦手です。

特に住宅は、その最たるものかもしれません。

先日、某所で見たビオドープ。


(クリックすると拡大します。)

玄関ポーチに上がっていく、階段。

普通はコンクリートで階段を造るため、空間は出来ません。
階段下は埋めてしまいます。

この施主さんは、そこが「もったいない!」と思ったのでしょう。

階段を鉄骨で製作し、スケルトンになった下部を水辺にするという・・・



なんという面白さ。

なんとも型破りな発想ですね。(^^)

普通と変わっている私ですら、見て「おおおおっ」と唸ってしまいました。

決して奇抜ではありません。
エセ建築家のように、無茶苦茶してないのですよ。

日本の厳しい住宅事情。
限られた土地いっぱいいっぱいに建てる家。
そこに駐車場や駐輪スペースを設ける。

ビオドープなんて、絶対無理。
そんな普通の概念を、アイデアで打ち砕いてます。

毎日、このお施主さんは・・・
この階段を上り下りしながら・・・
水草の緑と、日にゆらぐ水面を泳ぐ魚たちを見るわけです。
癒されますね。

そして、足元からマイナスイオンですよ。

住宅は使いやすさが最重要なので、それを阻害する「奇抜」はNGですが、既成概念の型を破るような小さなアイデアは、日々の生活に「楽しい」を生んでくれ、GOODです。


0 件のコメント:

コメントを投稿