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2014年4月21日月曜日

カーテン選びの難しさ

・新築住宅を買う
・賃貸住宅を借りる
・引っ越す

これらで連想するのは・・・
自己資金や住宅ローン、諸費用、敷金礼金、引っ越し代、家具、収納etc・・・
色々あります。

でも、結構皆さんが気が付いていないというか、忘れていることがあります。

それは、カーテンです。

「夢の一戸建て住宅

これをイメージしてもらうと、皆「床」「外壁」「構造」「キッチン」「お風呂」「手洗い」「壁」「収納」「照明」「テーブル」「ソファー」etc、色々な夢を語られます。
でも、カーテンの話しは、出てきた試しがありません。
私、10年以上家を建てる仕事に従事していますが、今まで一度もお客様の口から「カーテン」という言葉は、聞いたことがないのです。(^^;)

賃貸住宅でも、カーテンは付いていないことが多く、引っ越し後、自分の費用で用意をしなければなりません。
アパートやマンションであれば、開口部が少ないのでカーテンは2~3か所で済んでしましますが、3LDKの一戸建て住宅だと、7~12とその量は数倍に及びます。

これは、「賃貸」も「売買」も一緒です。

自分でつけるのは、かなり大変です。
正確に測り、天付にするか正面付にするか、窓内に付けるか、壁付けにするか、レースだけ窓内にして、カーテンは壁付けにするか・・・
一般の方は、カーテンの知識が無です。
その一般の人が、それらを検討して寸法を決め、カーテンとレールを買ってきてきれいに設置するのは、至難の技だと個人的に思います。

量販店で「ひと窓一万円」という広告を見受けますが・・・
これは、レールやレース、そして工事費は入っていません。

ちなみに窓一つで2万円掛かりますと、10か所で20万円となります。
それでいて・・・

①良い生地・柄物
②機能性レース
③2倍ヒダ
④装飾房掛け・タッセル
⑤装飾レース
⑥鳩目etc

などを選ぶと、金額は跳ね上がります。

一戸建てを検討する場合、カーテンは少なくとも20万円以上の予算が必要と思ってください。

ただ、家を買う方、とくに若い方は自己資金が少なく、フルで住宅ローンを組まれることが多い。
資金計画がギリギリで、カーテンが抜け落ちている。(^^;)

でも、夢のマイホームです。
カーテンひとつで、家の雰囲気は180度変ります。
良い家が、カーテンひとつで台無しになることは、珍しくありません。
結局、奥様、妥協できず・・・
ご主人が無理くり、資金を調達することがしばしば。

逆にご主人が「俺が付ける!」と奥様に大見得を切って・・・
横や縦が寸足らずのカーテンが付いた家や、レールが傾いている家を見たことが、私は何度かあります。(^^;)


賃貸も売買も、最初から、ある程度カーテンの予算は、見ておかないとアカンですよ!

つぎは・・・
カーテン選びのむずかしさをお話しします。

(つづく)

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