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2014年3月22日土曜日

大企業の弊害

最近、大手の業者さんとやり取りをすることが多々あります。
内容は、お客様から承った、クレームです。

住宅機器メーカーさんだったり、建設業最大手さんだったり・・・

でも・・・
ここで、肝に銘じておかなければならないことがあります。

いくら大手と言えども・・・
対応するのは、いち営業マンだということです。
近隣住民や商品のクレームの場合、彼らは決済権がありません。
全て上にあげることとなります。
ここで、上司の決済が、そのクレーム対応を左右します。

会社の体質が良くない場合、クレームを上司に上げ難い雰囲気があるのでしょう。
「いちいちそんなもの持ってくるな!」と罵倒されるのかもしれません。

そういう会社の場合、営業マンがそのクレームを認めようとせず、責任転換などをして自身で切り抜けようとしたりします。

私は、「会社」対「会社」のつもりでやり取りしていても・・・
相手企業の「いち営業マン」と「株式会社平成」でのやり取りとなってしまっているケースが多々ある訳です。
ただ、クレームの回答は、あたかも「株式会社S建設」の総意のように出でてくるので、私がそこで「ああ、そうですか」と納得してあきらめてしまうと、そのクレームはその時点でもみ消されてしまいます。

この判断が、とても難しい。(^^;)

我々自営業者は、いち早く、その臭いを嗅ぎつけ「会社」対「会社」のやり取りにチェンジしなければなりません。
長い時間を掛けダラダラとやっていたり、私がいちいちお客様に相手の対応を報告して対応の指示を要求したりしていると、それが結果的に「当社のクレーム処理が悪い。」となってしまうから、怖いです。

大手の営業マンから「それは有償です」とか「それは弊社の責任ではありません」と言われても、お客様や当社に非が無い場合、絶対に引き下がらない。

自営業者は、すべて自分で判断して動けるので、早い!
小々企業のここが最大の利点です。

ちなみに、大企業は様々です。
CMで「お客様第一」と言っている企業・・・
その窓口となる営業マンが全てお客様の方を向いていると思ったら大間違いです。
大体は、自分の会社に8割は向いています。
とくに、この仕事をしてとても良く感じるのが「自分の社内的な保身が全て」の勤め人が、少なくないということ。

そういう営業マンに当たったら、不幸しかありません。
でも、一般の方が判断を付けるのは、至難の業かもしれません。(^^;)

大手デベロッパーの建設したマンションはブランド力で飛ぶように売れています。「最上級マンション」とCMされていて、皆、「安心だから」と高いお金を出して買います。
でも、実は建築ラッシュで現場管理もずさんになり、付き合いのない業者が入るのでメチャクチャなんていう話も聞きます。
実際、Mレジデンスで発覚し、第三者から指摘されるまで、平然と売ってしまおうとして、ニュースになりました。

発覚当初、営業マンたちはお客様からの解約を一切認めなかったと言います。

口がウマくても、誠実な人もいます。
愛想が良くても、裏だらけの人もいます。

一つの判断材料として・・・

自分の話を、聞き・覚え・受け入れてくれるか否か?
最初の方で少し無茶な夢を語ってみてください。
そこであからさまに嫌な顔をしたり、話をさえぎったり、拒否する人は、要注意です。(^^;)

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