Translate

2014年3月15日土曜日

ご契約

鎌倉市玉縄二丁目の中古住宅。
本日、ご契約となりました。(^^)


良い物件で、来るお客様来るお客様、皆さんとても気に入っていただきました。

「こんな物件、見たことない。」
「間取りを、考え抜いてますね。」

皆さん、仰います。
でも、一歩踏み出せない。
気に入ったのに、ふんぎりがウマくつけられないように見受けます。

実は、一番最初に見に来られたお客様で、決まりかけたんです。近隣で売りに出されていたマンションを購入される直前だったそのお客様は、この物件が売りに出されたので、マンションを申し込む前に見に来られたのですが、ご主人が一目ぼれ。

・奥様は最初からマンション派
・ご主人は一戸建て派

「もう、ここを買います!」
という言葉が出るところまで行きながら、悩みに悩まれ・・・
家族会議の結果・・・

結局、奥様がWINNER!!

女性は、実務が重要で・・・
男性は、夢が大事な生き物です。

マンションは、外部の手入れを一切しなくて良い利点があり、ゴミ置き場や近所付き合いが楽なんです。
でも、それと引き換えに管理費・共益費・修繕積立金・駐車場代と、対価を払う。そして、部屋以外は持ち合いの共有なので、大部分が自分のモノでもあるが人のモノでもあるというジレンマがあります。

お金は旦那が稼いで払えば、マンションは楽。
こういう考えに立ってみると・・・
マンションは、実務型の女性向きと言えます。



一戸建ての場合、家のメンテナンスや庭の手入れが必要で、ゴミ置き場の当番やご近所付き合いがあります。
家はマンションのように放ったらかしという訳にはいかず、春夏秋冬気にかけて、面倒を見てあげる感覚でしょうか?
手間になる事は多いですが・・・
自分だけの、家族だけの、我が城なんですよね。

「全て自分のものにしたい!」
恋愛といっしょで、これは、男のロマンです!

お金を払えばすべてが出来る世の中だとすると、マンションの方が世の中のニーズに合っているのかもしれません。

マンションが同時期に売り出されていなければ、120%このお客様が買われていたでしょう。
つまり、縁が無かったことになります。

ご契約いただいたお客様は、決断が速かった。
とんとん拍子で進み、即決というぐらい。
つまり、最初からこのお客様とこの家は、縁があったのでしょう。

この仕事をしていると、「縁」というものをとても感じます。
縁って、人と人にもありますが、物と人にもあります。
家と人の縁、土地と人の縁は、その中でもとても深いように思うんです。

今までの経験からすると、縁でつながった家と人は、その人に無理なく幸せを・・・その家が運んでくれるような気がしてなりません。

個人的に・・・
マンションってなんだか、しっくりと来ないのです。
縁を感じないというか。
一段の集団のひとりというか。

偏見でしょうか?
きっと、偏見でしょうね。(^^;)












0 件のコメント:

コメントを投稿