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2014年3月13日木曜日

甲状腺癌

一昨日の報道ステーション、ショッキングな内容でしたね。
古館伊知郎さん、クビになる覚悟で挑んだそうです。

福島の子供たちに甲状腺癌が増え続けている状況を・・・
福島県が外部者をシャットアウトして、情報管理しているという現実。
そして、「就職が不利になるから口外しないほうがよい。」という、癌患者に対する脅しまでをおこなっているという。
そして、検査技術や能力が今よりも限りなく低かったチェルノブイリの調査結果を「知見」として、現在の癌の増加を「放射能とは関係ない」と言い切る福島県立医科大学の鈴木真一教授。

そして、福島では被害者が「差別」にあっている。
放射能に対して言及することが、一般の中でタブー視されてきている。

そして、なんの対策も取られないまま・・・

県は「小児専用の癌センターを設立したので、県民には安心してほしい」と言っている。

これ、現代の日本で起こっていることですよ。

基本的に、大学は研究をするところです。
大学病院の中では、様々な動物実験が繰り広げられ・・・
人体実験も「臨床実験」という名に代わり、普通に行われています。

その医科大学で教授まで上り詰めた人は、研究と称して動物を数多く殺し、人体実験をしてきた御方だと言えます。

甲状腺がんで子供たちが何十人手術しようが、一生涯苦しむであろうが、何とも思わない御方々なのではないかと、鈴木真一氏を見て、個人的に思うのです。

以前、私の母が肝炎でインターフェロンの治療を受けました。
「認証されたばかりの良い薬がある」「治る確率が70%に上がった」という話で、某有名病院へ1年間の投薬治療に通うことになりました。

「まあ、大船に乗ったつもりで任せてください。」
といったのは、そこのお偉いさまです。

蓋を開けてみたら・・・
母親は薬に耐え切れず、半年で20kgも体重が減り・・・
薬の副作用でうつ病となり・・・

食欲不振に不眠、幻覚、情緒不安と、生死を彷徨いました。

そんな母親に対し、その病院の部長さんはこう言いました。
「そういうこともある。運が悪かったね、また新しい薬が日本で承認されるから、今度はそっちを試してみよう。」

後遺症で死にそうになっている母に、そう、平然と言ったんです。

普通の感覚だったら、自分が投薬した薬の副作用で骨と皮だけになった68歳の女性に対し、絶対に言えない言葉です。

ようは、何とも思ってないんです。
彼らの関心事は・・・
「薬が効くか聞かないか」という結果であって、患者には一切目線が向いていないのです。

私は、その時強く感じました。
ああ、私の母への治療も彼らにとって見たら臨床実験のたった一例に過ぎないんだ。」と。

データですよ。
患者じゃなく。

この患者には薬は効かなかった。
「20kg痩せた」「鬱になった」「幻覚を見た」等々のデータに過ぎない。

「福島の子供たちの癌と、放射能は関連性は今のところ無いとかんがえる」
そう仰る、権威ある教授職の方々へ一言。

地獄に落ちるね。





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