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2013年12月11日水曜日

原発の何が問題か?

文明は、必ず滅びる。

滅びれば、ゼロに戻るだけ。

しかし・・・

原子力発電は、稼働し続けなければならない。

原子力という存在が、ゼロに戻ることを許さない。

戦争だろうが、津波だろうが、大地震だろうが、噴火だろうが・・・
自然界は、マイナスにはならない。

でも、原子力という存在が、自然界をマイナスに蝕み続ける。


これから、原子力発電を多く持つ国は、少子化に向かう。
高齢化で税収は極端に落ち込み
赤字は解消されるどころか、拡大の一歩をだどる。


人口はどんどんと落ち込み・・・
日本もここ数十年で3分の1に落ち込む。

消費も3分の1に落ち込む。

巨大電力も不要になり・・・
膨大な生産も不要になる。

公共施設・道路・橋・上下水道。
これらの維持も難しくなり・・・

原子力に対する管理維持費は、必ず国の大きな荷物になるだろう。

その未来は、だれが見ても明らかなのに・・・
日本は「成長し続ける」という嘘をついて、原子力発電を作り続ける。

先進国のその未来とは裏腹に、途上国は人口が増え続ける。
そうすると、何が起こるか??
戦争です。

竹中平蔵が「日本はこれから人口が激減するから、今から他国の移民を受け入れるべき。」といって、袋叩きにあいました。
「売国奴」なのだそうです。
しかし、人口が激減する中で、自国の生産と流通と消費を確保するためには、竹中平蔵のいう移民政策しかないのです。
安倍晋三さんが掲げる「愛国心」が移民を許さないのであれば、もう、戦争をして、途上国から労働力を奪ってくるしか、方法が無いわけでして・・・

これから自民党が行う憲法九条改正は
もしかしたらそこまで見通しているのか??


人類が破滅するのは、勝手です。
でも、破滅後に放射能物質が何万年と地球を蝕み続ける。

これは、45億年を生き
常に進化してきた地球史の中で
たった100年たらずで人間が落とした、汚点として残る。

放射能により、人間が滅びた後・・・
10万年の月日が流れ・・・
もし、別の生物が人間のように生まれたら・・・

今の人間が
「恐竜は氷河期によって滅びた。原因は隕石の衝突」
などと、恐竜を語りるように

「人間は放射能物質を生み出し、自滅した」
「その後、汚染は10万年もの間、地球を死の星とした」

などと、語られるのだろうか??

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